AirPods Proを片方無くした時の対処法|探し方と費用
ふと気づくと、AirPods Proの片方がない。駅のホームで、カバンの中で、あるいは家の中のどこかで、いつの間にか消えてしまう。左右が分かれているワイヤレスイヤホンでは、よく起こることです。
慌てて新しいものを買い直す前に、できることがあります。「探す」アプリで位置を確認する方法と、見つからなかった場合に、Appleで片耳だけを買い直す方法です。
この記事では、初心者の方に向けて、AirPods Proの片方を無くしたときの対処を、探す順番と、買い直すときの費用や注意点まで、順番に説明します。YouTubeチャンネルのテックスタイルchでも、Apple製品の困りごとを動画で紹介しています。画面を見ながら進めたい方は、あわせてご覧ください。
情報は、2026年10月19日時点で確認できた内容です。交換の価格は変わることがあるため、申し込む前に、Appleの公式ページで確認してください。
まず結論:やる順番
5つのステップ
| 順番 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 心当たりの場所を探す(ケースの中、ポケット、カバン) | 数分 |
| 2 | 「探す」アプリで、位置を確認する | 数分 |
| 3 | 近くにある場合は、音を鳴らして探す | 数分 |
| 4 | 外で無くしたなら、立ち寄った場所や落とし物の窓口に連絡する | 当日〜 |
| 5 | 見つからなければ、Appleで片耳だけ買い直す | 数日以内に判断 |
保証の対象外になる点に注意
AppleCare+は、AirPodsの落下や水濡れによる損傷には対応しますが、紛失は対象外です。片耳を無くした場合は、有償での交換になります。まずは、見つかる可能性を、できるだけ確かめましょう。
手順1 探す前に、まず確認すること
充電ケースの中を見る
意外と多いのが、「片方はケースの中にあった」というパターンです。ケースのふたを開けて、イヤホンが、奥まで入っているかを、確認してください。
身につけていたものを探す
ポケット、カバンの底、服のフードやすき間、車の座席の下、ソファのすき間など、普段つけ外しする場所を、順に見ます。ITmediaの体験記では、「探す」で、手元にあることが確認できたにもかかわらず、実際には家の中のどこかに入り込んでいた例が紹介されています。
最後に使った場面を思い出す
最後に、両方を耳につけていた場面を、思い出してみてください。電車を降りたとき、マスクを外したとき、帽子をかぶったときなどは、落としやすい瞬間です。
手順2 「探す」アプリで位置を確認する
「探す」アプリの開き方
Appleのサポートでは、次の手順が案内されています。
- iPhoneで「探す」アプリを開く
- 「デバイス」をタップし、お使いのAirPodsの名前をタップする
- AirPodsがケースに入っていない場合は、左または右を選ぶ
- 地図で位置を確認する
AirPodsが左右別々になっているときは、探したいほうを選びます。
見つけやすくするために、片方ずつ見る
地図に表示されるのは、一度に1つです。報告されている手順では、手元にあるほうを、いったん充電ケースに入れてから、地図を更新すると、行方不明のほうが表示されることがあります。AirPods Pro(第2世代)以降は、ケース自体の位置も、選んで確認できます。
位置の見方
地図には、最後に確認された時刻が表示されます。「たった今」なら、いま検出されている位置、「○分前」「○時間前」なら、最後に確認された位置です。位置の誤差を示す円が出ている場合、円が広いほど、場所の幅が大きいと考えてください。
近くにないときは、「経路を検索」をタップすると、マップが開いて、場所までの道順を確認できます。
「オフライン」「位置情報が見つかりません」と出たら
AirPodsが圏外にある場合や、充電が切れている場合は、最後に確認された位置が表示されるか、「オフライン」や「位置情報が見つかりません」と表示されることがあります。この場合は、最後の場所への道順は確認できても、音を鳴らす機能や、近くを探す機能は、使えません。
AirPodsが、オンラインに戻ると、「探す」アプリで通知を受け取れる場合があります。通知を受け取る設定を、オンにしておくと安心です。
事前の設定が大事
AirPodsを効果的に探すには、「探す」ネットワークが、有効になっている必要があります。Appleコミュニティでは、複数のApple Accountで使っているAirPodsは、「探す」ネットワークをオンにした人だけが、確認できるという案内が紹介されています。中古で買ったAirPodsや、貸し借りしているAirPodsは、設定を見直してください。
手順3 近くにある場合は、音を鳴らして探す
「サウンドを再生」を使う
位置を確認して、近くにあることが分かったら、「サウンドを再生」を選びます。イヤホンから音が鳴るので、その方向をたどります。Appleのサポートでは、「サウンドを再生」「探す この周辺」「アクセサリの紛失」のオプションが案内されています。
音を鳴らす前の注意
音は、小さくないので、耳につけている状態で再生しないでください。残っているほうのイヤホンは、耳から外してから、操作します。静かな場所で、音量を確認しながら、使うのが安心です。
近くを探す機能
一部のモデルでは、「探す この周辺」というボタンが表示され、近づいているのか、遠ざかっているのかを、画面で確認できます。使えるモデルや、条件は、Appleの案内で確認してください。
見つからないときは、ケースの中の状態も確認
ケースの中に、片方だけが入っていて、もう片方は別の場所にある場合は、位置の表示が、ケースだけになることもあります。ケースのふたを閉じてから、地図を更新すると、状態が変わることがあります。
手順4 外で無くした場合は、場所に連絡する
連絡先の候補
外で無くした場合は、立ち寄った場所に連絡してみてください。
- 駅(忘れ物の窓口)や、乗った電車、バスの会社
- 立ち寄った店や、施設
- 警察署や、交番
連絡するときは、日時、場所、イヤホンの種類(AirPods Pro、左右のどちらか)、ケースの特徴を、伝えます。
「紛失としてマーク」を使う
AirPods 4(ANC)、ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5、AirPods Pro 2以降をお使いの場合は、「探す」の詳細から、AirPodsとケースを、紛失としてマークできます。連絡先の情報を表示して、見つけた人から、連絡してもらえるようにする機能です。
設定が表示されないとき
「探す」の項目や、「アクセサリを紛失」の項目が、表示されないことがあります。Appleコミュニティでは、AirPodsの設定で、「探す」ネットワークがオンになっているかの確認や、AirPodsのリセットと再ペアリングを試す方法が、紹介されています。
操作がうまくいかないときや、どの手順を試せばよいか迷うときは、LINEメンバーサポートでご相談いただけます。状況に合わせて、確認する場所をご案内します。
iPhoneやiPadをなくした場合
AirPodsだけでなく、iPhoneも無くしたときは、サインインや確認コードの扱いにも、注意が必要になります。確認コードが受け取れないときの対処は、iPhone紛失・盗難時にiCloudへログインできない!確認コードが受け取れない場合の対処法で説明しています。
手順5 見つからないときは、片耳だけ買い直す
Appleで片耳だけ購入できる
丸ごと新品を買わなくても、Appleの修理サービスで、片耳だけを有償で購入できます。AirPods Proの片方の紛失は、AppleCare+の対象外で、AppleCare+の加入の有無にかかわらず、有償です。
費用の目安
Gizmodo Japanが、2026年10月14日に報じた内容では、左右いずれか一方の紛失の交換費用は、次のとおりです。
| モデル | 片方の交換費用 |
|---|---|
| AirPods Pro 3、AirPods Pro 2、AirPods Pro | 15,400円 |
| AirPods 5、4、3、2 | 12,400円 |
2026年4月のITmedia Mobileの体験記では、AirPods Pro 3の片耳が14,400円とされていました。価格が変わっているので、申し込むときは、Appleのページで、最新の金額を確認してください。ケースを紛失した場合の費用は、4月の時点で15,800円と紹介されています。
Apple Storeで買う流れ
ITmedia Mobileの体験記では、次の流れが紹介されています。
- Apple Storeの来店予約をする
- 指定の日時に、ペアリングしたiPhone、残っているイヤホン、充電ケースを持って、来店する
- その場で、片耳を有償で購入する
預けて修理してもらう形ではなく、その場で購入する流れだったそうです。公式のオンラインで、交換品を申し込む方法もあります。申し込みの条件(シリアル番号の入力など)は、Appleの修理サービスのページで確認してください。
受け取ったあとの手順
新しい片耳を使うには、ペアリングし直す必要があります。左右で、ファームウェア(イヤホンの中の制御ソフト)のバージョンが違うと、うまく動かないことがあります。同期の手順は、店頭の案内や、Appleの案内に従ってください。
買い直す前に比べたい選択肢
一覧表
| 選択肢 | 費用の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Appleで片耳だけ購入 | AirPods Proで15,400円(報道) | 同じモデルを、そのまま使い続けたい人 |
| 両耳の新品を買う | AirPods Pro 3で42,800円(報道) | 古くなったモデルも、買い替えたい人 |
| 中古で片耳を探す | 店や状態によって異なる | できるだけ費用を抑えたい人 |
両耳を無くした場合
両耳を無くした場合は、片耳の交換を2回行う費用が、30,800円(15,400円×2)です。AirPods Pro 3の新品が42,800円(報道)なので、片耳×2のほうが、安くなる計算です。ただ、ケースが無事かどうかでも、判断が変わります。
買い替えるタイミングの目安
片耳だけを買い直す費用は、新品の価格の、およそ3分の1です。ただ、バッテリーが劣化している場合や、新しいモデルに興味がある場合は、新品への買い替えも、候補になります。
中古で片耳を買うときの注意
同じモデルを選ぶ
AirPods Proは、世代によって、見た目が似ていても、互換性がありません。自分のAirPods Proが、第1世代、第2世代、第3世代のどれなのかを確認して、同じモデルの片耳を選びます。左右の向きも、間違えないでください。
前の持ち主のApple Accountに注意
中古のAirPodsは、前の持ち主のApple Accountに紐づいたままだと、「探す」でうまく使えなかったり、ペアリングできなかったりする場合があります。購入する前に、出品者へ、解除済みかを確認すると安心です。
保証と状態
中古品には、Appleの保証がありません。バッテリーの状態、音の出方、動作確認の有無を、商品の説明で確認します。返品ができるかどうかも、購入前に確認してください。
偽物に注意
見た目が似ているだけの、偽物が出回ることもあります。シリアル番号が、公式のサイトで、確認できるかをチェックするのも、ひとつの方法です。
なくさないための備え
「探す」ネットワークをオンにしておく
無くしてから設定を変えることは、できません。AirPodsの「探す」ネットワークが、オンになっているかを、いま確認しておいてください。
つけ外しの習慣をつくる
外したら、その場でケースにしまうだけで、紛失の多くは防げます。外でつけ外しするときは、ポケットに入れず、ケースに戻す習慣をつけましょう。
紛失防止のアクセサリー
イヤホンをつなぐストラップや、耳にかけるイヤーフックなどが、市販されています。値段は数百円からで、AirPodsを落としにくくする工夫として、選ぶ人もいます。
定期的に位置を確認する
使っていないときも、「探す」アプリで、AirPodsの位置が、自分の家になっているかを、時々確認すると、置き忘れに気づきやすくなります。
AppleCare+の考え方
AppleCare+は、損傷には対応しますが、紛失は対象外です。「無くす可能性が高い」と感じる方は、加入しても、紛失の費用はカバーされない点を、頭に入れておいてください。
よくある質問(Q&A)
Q1 AirPods Proを片方だけ、無くしたら、買い直さないといけませんか?
丸ごと買い直す必要は、ありません。Appleの修理サービスで、片耳だけを有償で購入できます。AirPods Proでは、15,400円(報道)です。
Q2 AppleCare+に入っていれば、無料で交換できますか?
紛失は、AppleCare+の対象外です。損傷やバッテリーの劣化は対象になりますが、片方を無くした場合は、AppleCare+に加入していても、有償です。
Q3 「探す」で「オフライン」と表示されます。もう見つかりませんか?
見つからないとは限りません。オフラインのときは、最後に確認された位置が参考になります。AirPodsがオンラインに戻ると、「探す」で、通知が来る場合があります。ただ、そのあいだは、音を鳴らす機能は使えません。
Q4 片方だけ、新しく買ったあと、すぐに使えますか?
新しい片耳は、ペアリングし直す必要があります。左右でファームウェアのバージョンが違うと、うまく動かないこともあります。店頭の案内に従って、設定してください。迷うときは、LINEメンバーサポートにご相談ください。
Q5 フリマアプリで、片耳だけ買ってもいいですか?
買えますが、同じモデルかどうか、前の持ち主のApple Accountが解除されているか、バッテリーや動作の状態が良いかを、確認してください。保証がない点にも、注意が必要です。
Q6 ケースだけ無くした場合は、どうすればいいですか?
「探す」で、ケースを選べるモデル(AirPods Pro 2以降)なら、位置の確認や、音を鳴らす操作ができます。見つからないときは、ケースだけを、有償で購入できます。2026年4月のITmedia Mobileでは、AirPods Pro 3のケースの紛失が、15,800円と紹介されています。
まとめ
AirPods Proの片方を無くしても、慌てて買い直す必要は、ありません。順番に、探して、見つからなければ、片耳だけを買い直せます。
- まず確認: 充電ケース、ポケット、カバンの中
- 「探す」アプリ: 左右を選んで、位置を確認し、近くにあれば「サウンドを再生」。オフラインのときは、最後の位置を参考にする
- 外で無くしたなら: 立ち寄った場所や、遺失物の窓口へ連絡。対応モデルなら「紛失としてマーク」
- 見つからないとき: Appleで片耳だけ購入。AirPods Proは15,400円(報道)。AppleCare+は、紛失の対象外
- 買い直す前に: 両耳の新品や、中古との費用を、比べてみる
最後に、なくさないための備えとして、「探す」ネットワークを、いまのうちに、オンにしておいてください。


