iPhoneのディスプレイ「タッチバグ」反応が悪い原因と対処法

iPhoneやiPadのディスプレイ反応が悪い「通称タッチバグ」の相談が非常に多くありますが、今回の記事ではiPhoneやiPadのタッチバグについて解説してまいりたいと思います。

テックスタイルchへの相談も比較的多くある相談です。しかし実際にはiPhoneの故障の確率は非常に低いです。

タッチバグが起こる原因と対処法

1. 古いiPhoneを利用している場合
   古いiPhoneの定義が難しいですが、現在のiPhone市場では3世代前くらいから比較的、古いiPhoneの部類に入ってくるのでは無いでしょうか？Apple公式でもiPhoneの寿命ではありませんが最初のユーザーがiPhoneを所有する「使用」年数を3年と一応は定義されております。単純に古いiPhoneを使用している事で処理能力が低い事が原因。
2. iOSのバージョンが古い
   iPhoneのバージョン「iOS」が最新でない場合は、iPhone全体で動作が鈍くなったり、重たくなったりする原因の一つです。まずは、最新iOSのバージョンへアップデートして下さい。
3. ユーザーの指先状態
   iPhoneのタッチパネル「ディスプレイ」には、「静電容量方式」と言うものが採用されています。これは、身体から流れる微弱な電流をiPhoneのタッチパネルが感知する事によって、指のタッチを認識するというものです。手が乾燥していたりすると電流がタッチパネルに伝わりにくくなる場合もございます。また手が濡れている「手汗」時はタッチパネルが正常に反応しない場合もございます。指先の状態を確認した上で操作してみて下さい。
4. 充電コード「ケーブル」
   iPhoneの純正ケーブル以外の製品を挿した状態での利用の場合、iPhoneのタッチ反応がしない場合がございます。この場合はApple純正ケーブルを使用してみて下さい。
5. iPhoneのディスプレイ状態
   ディスプレイの状態で画面の歪みや凹みまたはフィルム素材をiPhoneのディスプレイに貼っている方はフィルムの影響が一番の原因となる事が多いです。この場合はフィルムを剥がして同じ症状が発生するのかを確認して下さい。
6. ディスプレイの故障
   iPhoneを「落下」落とした、水濡れなど何かユーザー側で原因が認識している場合ですが、iPhoneのディスプレイ自体が故障している可能性もあります。
7. iPhoneのゴーストタッチ
   ゴーストタッチについては、様々な原因が考えられます。過去にはiPhoneXやiPhone11のディスプレイモジュール「無償交換プログラム」があった様にiPhone自体に問題があるケースもあります。その他では、iPhoneにダウンロードされているアプリにも原因があります。そのアプリは「Simeji」アプリとなります。ユーザーの設定状況にもよりますがゴーストタッチが発生した際に、Simejiアプリを一度、削除する事によって改善したケースは多くあります。
   Apple公式「iPhoneX」：https://support.apple.com/ja-jp/iphone-x-display-module-replacement-program
   Apple公式「iPhone11」：https://support.apple.com/ja-jp/iphone-11-display-module-replacement-program
8. iPhoneのフィルムが原因「ダントツNo.1の原因」
   上記のでも記載した様にテックスタイルchへの相談でもダントツでタッチ反応が悪くなった原因はiPhoneフィルムです。剥がす事によって問題は解決できる可能性としては非常に高いです。

@kaname1377 「YouTube動画コメント」

3ヶ月くらいゴーストタッチに悩まされてて、ipad air 3だから修理費高くて直すに直せない状態だったけど、フィルム外したら治った。 再起動したら直ったりするので、iPad側の問題だとばかり思ってた。 本当にありがとう。

YouTubeコメント

まとめ

iPhoneのタッチ反応が悪い、またはゴーストタッチ系の相談で1番の解決方法はiPhoneケースを外す、そしてフィルムを剥がす！これが1番解決する方法です。

これまでの相談の中でダントツでNo.1です。万が一、ケースやフィルムを剥がしても解決しないとなるとiPhone側の問題やアプリなどの原因と問題の切り分けが出来るので、まずはケース、フィルムを外す事から確認してみて下さい。

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