AppleIDアカウント乗っ取り被害の後の不正利用・不正請求は補償されない!?

キャリア決済の不正請求の補償 iPhone
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2024年1月時点での記事である事をご理解ください。テックスタイルchへのAppleID乗っ取り相談、その後の不正利用から不正請求相談が非常に多くなって来ております。

今回の記事では、これまでの情報から変化している内容を記載しておりますので参考にして頂き万が一AppleID乗っ取りの被害に遭われた方やAppleID乗っ取り被害に遭わない為の情報として認識して下さい。

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過去の事例から説明すると、AppleIDアカウント乗っ取り被害のほとんどが(宅配業者を装った)不在通知メッセージからの操作が大半です。騙されたユーザーもAmazonや楽天などタイミングよくネットショップにてお買い物をしている場合や普通に何か荷物が届けられていると勘違いからAppleIDアカウント乗っ取り被害に遭っております。

宅配業者を装ったSMSメッセージ

上記の様に宅配業者を装ったSMSメッセージが受信されます。(決して操作しない様にして下さい)

偽AppleIDサインイン

操作した場合にAppleIDサインインを求める画面に切り替わります。この画像は偽物です。

偽物Appleサインインページ

何の躊躇いも無くご自身のAppleIDを入力しパスワードも入力してしまいタイミングよく2ファクター認証画面まで表示される様に仕組まれております。(決して操作しない様にして下さい)

  1. すぐにパスワードの変更ができるのか確認して下さい。
  2. Apple IDに紐づいている電話番号「信頼される電話番号」が書き換えられていないか確認する。
  3. パスワードも変更できない、電話番号も書き換えられている場合はApple IDが第三者に乗っ取られている可能性が非常に高い。
  4. 乗っ取られている事が前提ですが、Apple IDに紐づいているクレジットカードなど停止または再発行の手続きを速やかに行なった方が良いでしょう。
  5. 不正利用、不正引き出し、不正課金がされていないのか確認する。
  6. 上記の作業を行った上でAppleサポートへ連絡する。
  7. 現在、Apple IDが第三者に乗っ取られている場合は元に戻すことが出来ません。
  8. iPhoneの初期化がAppleサポートでもアドバイスされます。
  9. iPhoneの初期化を実行したのち、アクティベーションロックが発生する事が多いです。理由はiPhone探すがオンになっているのが理由です。
  10. アクティベーションロックを強制的に解除するには、iPhoneの購入証明が必要となります。
  11. Appleよりアクティベーションロックの強制解除が完了した後は、新規でApple IDを取得し新しいApple IDで利用していく事になります。

万が一、操作してしまいAppleIDアカウントが乗っ取られた場合はすぐにパスワード変更を行なって下さい。このパスワード変更の操作をする時間は可能な限り短い時間で行って下さい。AppleIDのアカウントが乗っ取られてから数分以内に操作しないと完全に第三者にアカウントは乗っ取られる傾向があります。

関連記事:「お客様が不在でした」ヤマト運輸を語る不在通知SMSメッセージが再び拡大中!

現在、テックスタイルchへの相談の多くはAppleIDのアカウントが乗っ取られた後に、キャリア決済が不正に利用されているケースがほとんどです。その不正請求された際にユーザーがキャリアに相談すると100%Appleに問い合わせする様にアナウンスされている様です。

その後、ユーザーはAppleサポートへ連絡しますが専門担当に転送された後に不正請求の返金申請を行いますが、相談者の多くは返金申請の不許可になっており返金申請も2回までとアナウンスされているので2回目も返金申請を行なっても結果は同じ。

ユーザーは納得が出来ず、テックスタイルchへの相談・問い合わせが多く発生しております。

ここに記載しているのは実際に相談者の主張や私個人がキャリアに確認したものを記載しておりますので全ての情報を取得したい方はご自身でキャリアへ再確認して下さい。

テックスタイルchへの相談者の多くから聞かれるキャリアの対応は、アカウントが乗っ取られたのは(AppleID)である事からAppleサポートへ相談(問い合わせ)して下さいと言う事。Appleからの不正請求になり請求に関する返金についてはAppleだと言う案内がなされております。

Apple側の対応ですが、被害者がAppleサポートに連絡をして、被害の状況やAppleIDが乗っ取られている状態をAppleサポートのアドバイザーに確認してもらい不正利用または不正請求の返金処理の対応を行いますがAppleサポート側でAppleIDアカウント乗っ取りが確認されていたとしても返金申請が(不承認・不許可)の回答がなされている。2回目の返金申請も(不承認・不許可)で回答が返ってくる。

現在までに判明している事実をお答えさせて頂くと、相談者の多くは諦めているのが実情です。私も相談には乗ってあげる事はできますが被害者本人が、どこまで被害報告を行えるか?事の重大性を訴える事ができるのか?被害にあった経緯を確実に証明する事が出来るのかが重要だと思っております。

テックスタイルchからのアドバイスとしては下記に記載しておきます。これら全ての事をして頂いて返金処理が行われたケースを記載しておきます。

  • 被害状況を明確にする事。アカウントはAppleIDなのか?キャリアアカウントなのか?決済種別は何なのか?クレジットカード?キャリア決済?など細かく把握し説明できる状態にする事。
  • キャリアサポートに被害状況を連絡する事。サポートのアドバイザーでは無く専門担当者がいる場合は専門担当者に切り替えて頂く事。
  • Appleサポートに連絡する。Appleサポートに関しては恐らく被害状況を説明すると自動的に専門担当者(専用サポートに転送)されると思います。
  • 被害状況によっては警察に相談する。警察では被害状況を理解せずに安易にAppleは海外の会社だから凄く手間がかかるなど取り扱ってくれない様な助言を行う警察官もいる様ですが、ここは根気良く被害届が出せたらOK。被害相談の履歴だけでも残す。
  • 最寄りの消費生活センターに連絡する。
  • 不正利用の支払い決済がクレジットカードの場合はカード会社に連絡し補償の説明を受ける。被害状況を説明し不正利用され不正請求されている事を説明する。
  • キャリア決済の場合は上記に記載している様にキャリアサポートに連絡する。

上記に記載した事を行ったとしても100%返金される訳ではありませんが、やれるだけの事はやっておいても損はしないと思います。被害状の整理ができない場合はテックスタイルchへの相談をご検討下さい。

近年、フィッシング詐欺が流行している事はほとんどの方が周知の事実だと思いますが、誰しも自分が騙されるとは思っても無いでしょう。ちょっとした気の緩みやフィッシング詐欺のSMSメッセージを操作してしまった所から事の重大性に気がつき後から後悔するハメになってしまう。

相談者の中には、iPhoneユーザー歴が長く操作や知識も持っている方も騙された方も多くいます。この記事を見て頂く事で少しでも注意喚起になってもらえればと思います。

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