今回の記事ではAppleリコール製品「修理サービスプログラム」の有効期限が迫って来ている6つを紹介したいと思います。
まず初めにAppleでは「リコール」と言う名称では公式に発表はしておりません。「修理サービスプログラム」と言った内容で公式発表しております。Appleの公式では一部の製品にて初期不良または不具合が生じている発表しております。
注意事項としては全ての製品で物理的な損傷などがある場合は無償修理サービスプログラムの対象外になります。中古製品についても問い合わせがあると思いますがAppleでは製品に対しての保証を設けておりますので仮に中古製品を購入して対象の製品であるならば修理サービスプログラムを受けれる事になります。
13 インチ MacBook Pro ディスプレイバックライト不具合
一部のMacBook Pro13インチのディスプレイに不具合の症状が表れる事が判明しております。
- ディスプレイのバックライトが、画面の底部に沿って明るい縦方向の領域を継続的または断続的に表示する。
- ディスプレイのバックライトがまったく機能しなくなる。
この問題が確認されているのは、2016 年 10 月から 2018 年 2 月までの間に販売された 13 インチ MacBook Pro です。Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook Pro を無償で修理させていただきます。
本プログラムは、対象となる MacBook Pro に対し、その最初の小売販売日から 5 年間または本プログラムの開始日から 3 年間 (いずれか長い方の期間) 適用されます。
Apple公式ページ
MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード不具合
一部のMacBook,MacBook Air,MacBook Proにおいてキーボードの不具合が下記の症状が判明しております。
- 文字が勝手に反復入力される
- 文字が表示されない
- 押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない
Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる MacBook、MacBook Air、MacBook Pro のキーボードを無償で修理させていただきます。修理内容はキーボードの検査後に決まります。1 つまたは複数のキーの交換や、キーボード全体の交換が必要になる場合もあります。
本プログラムは、対象となる MacBook、MacBook Air、MacBook Pro に対し、その最初の小売販売日から 4 年間適用されます。
Apple公式ページ
15 インチ MacBook Pro バッテリー自主回収
MacBook Pro15インチ利用しているユーザーの方はバッテリー不具合の症状を確認ください。
一部の旧世代の 15 インチ MacBook Pro のバッテリーが過熱し、防火安全上の問題が発生する可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、主に 2015 年 9 月から 2017 年 2 月までの間に販売された 15 インチ MacBook Pro で、本プログラムの対象となるかどうかは製品のシリアル番号で判断されます。
Apple にとってお客様の安全は最優先事項です。そのため Apple では、対象となるバッテリーを自主的に無償交換させていただくことにいたしました。
Apple公式ページ
こちらの修理サービスプログラムについては対象製品の確認が簡単に出来る様になっております。確認方法は製品のシリアル番号にて対象製品なのか?対象外の製品なのか?分かりますのでApple公式ページより確認して下さい。
AirPods Pro の音に関する不具合
この不具合についてはAirPodsProの製造年月日が2020年10月より前に製造されたAirPodsProが対象となります。症状としては下記の内容を確認して下さい。
- AirPods Pro から異音 (「パチパチ」という音など) がして、周囲の騒音が大きい時、運動中、または通話中にそれが大きくなる。
- アクティブノイズキャンセリングが正常に機能しない。たとえば、低音が欠落したり、背景音 (街頭や飛行機の騒音等) が大きくなるなど。
Apple や Apple 正規サービスプロバイダでは、対象となる AirPods Pro (左右のいずれか、または両方) の無償修理サービスを実施いたします。
本プログラムは、対象となる AirPods Pro に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。注:上記以外の AirPods モデルは本プログラムの対象外です。
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iPhone 12 や iPhone 12 Pro の音の不具合
この問題は、現在も多くのユーザーが分からない状態でiPhoneの利用している方も多くiPhone12またはiPhone12Proを利用しているユーザーの中で通話の音や音の大きさなどで問題を抱えている方は参考にして下さい。
ごく一部の iPhone 12 や iPhone 12 Pro で、レシーバーモジュールのコンポーネントの故障により、音の問題が起きる可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2020 年 10 月から 2021 年 4 月までの間に製造されたデバイスです。
お使いの iPhone 12 や iPhone 12 Pro で電話をかけたり電話がかかってきた時にレシーバーから音が出ない場合は、本プログラムの対象になる可能性があります。
本プログラムの対象となるデバイスについては、Apple または Apple 正規サービスプロバイダにて無償修理サービスを実施いたします。
iPhone 12 mini および iPhone 12 Pro Max は本プログラムの対象外です。
本プログラムは、対象となる iPhone 12 や iPhone 12 Pro に対し、その最初の小売販売日から 3 年間適用されます。
Apple公式ページ
今後の展開としては5年に延長される可能性もありますが、早くに対応しておいた方が良いと思います。
Apple Watch Series 6 の画面の不具合
AppleWatchシリーズ6の画面が映らなくなる症状が判明しております。こちらの修理サービスプログラムも対象製品がシリアル番号で確認する事が出来ますので参考にして下さい
ごく一部の Apple Watch Series 6 (40mm) の画面が真っ黒になって何も表示されなくなり、元に戻らなくなる可能性があることが判明しました。この問題が確認されているのは、2021 年 4 月から 2021 年 9 月までの間に製造されたデバイスです。
お使いの Apple Watch Series 6 にこの問題が見られる場合は、その Apple Watch のシリアル番号を下のボックスに入力して、本プログラムの対象となるかどうかご確認ください。本プログラムの対象となるデバイスについては、Apple または Apple 正規サービスプロバイダにて無償修理サービスを実施いたします。
本プログラムは、対象となる Apple Watch Series 6 に対し、その最初の小売販売日から 2 年間適用されます。
Apple公式ページ
修理サービスプログラムの注意点
今回の記事では初期不良や製品の問題について2023年度を目安に有効期限が切れる「修理サービスプログラム」をご紹介させて頂きました。
プログラム保証期間は、ユーザーへの告知なしに延長される可能性もあり、これまでも3年から5年へ延長と言った経緯は数多くあります。
また、「修理サービスプログラム」はAppleサポートアドバイザーまたはApple直営店などで対象製品であるか?検証され対象外となった製品については保証されない仕組みとなっており、冒頭にも記載しておりますがデバイス自体に物理的な損傷などがある場合は、対象外なります。
また、実際に修理するデバイスもありますが、ほとんどのデバイスは新品同等の製品と交換になる可能性が高いと思います。この辺りについてはユーザーのデバイス種類によって変わります。