iPhoneのストレージにはユーザーが管理する様々なデータがストレージ内に保存されている。
特にiOSアップデート後に「システムデータが増えた」「システムデータが容量を圧迫している」など多くの相談が来ております。相談者の中には、ストレージ容量の半分以上がiOSアップデート後に拡大したと報告もあります。
では、今回の記事では「システムデータ」「その他」容量を減らす対処方法をお伝えしておりますので参考にして下さい。
iPhoneシステムデータ「その他」確認
iPhoneの設定から一般へと進み「iPhoneストレージ」を選択すると上部にユーザーのiPhoneストレージ容量の中に色分けで確認する事が出来る。
システムデータ「その他」はグレーカラーで判断する事ができますので確認して下さい。
また、「その他」で表示されているユーザーは古い端末または古いiOSの方です。
システムデータ「その他」拡大する原因
iPhoneの機種変更やiOSアップデート後に発生する事案が多く一時的にシステムデータとして多くの容量をiPhone本体が確保している場合もあります。
この場合は、約48時間程度でシステムデータ「その他」の項目は減って行き通常容量に戻る傾向がありますが、多くの相談者の方は数日以上経過しても拡大したままと言う方が多かったです。
iPhone機種変更「データ移行」またはiOSアップデート直後は約48時間程度ですが様子を見ていただく必要もあります。
iPhoneの再起動
iPhoneを再起動する事で一部のキャッシュデータを削除する事ができます。
iPhone再起動の方法:https://support.apple.com/ja-jp/HT201559
Safariキャッシュの削除
iPhoneの設定から「Safari」を選択する。次に「履歴とWebサイトデータを消去」をタップし「履歴とデータを消去」をタップして数時間後にiPhoneストレージを確認してみて下さい。
アプリのキャッシュ削除はアプリの再インストールで削除が行えます。該当のアプリを長押しして「Appを削除」を実行する。必要なアプリの場合は再びApp Storeから再ダウンロードして下さい。
注意点:アプリを削除した場合、アプリによってはログインIDやパスワードを再度求められる可能性もありますのでログインIDやパスワードを把握した上で実行して下さい。
アプリのアップデート
iPhoneのストレージ容量を確認して頂きストレージ容量を圧迫しているアプリがある場合、一度アプリの設定から不要なキャッシュデータなど削除すると「システムデータ」が減ったと言う報告もあります。また、アプリのアップデートがされていない場合もアップデートする事を推奨します。
アプリによっては「写真編集」「動画編集」などアプリ内でデータ削除を行う事でiPhoneのストレージ容量が極端に減った報告もありますので確認して試してみて下さい。
iPhoneの初期化
この方法が1番「システムデータ」の拡大を減らす方法となりますが、実際にシステムデータ以外のデータによってiPhoneストレージ容量を圧迫している場合は効果はありません。
ユーザーが利用しているiPhoneのストレージ容量の半分以上「システムデータ」の場合などにiPhoneの初期化を行う事で改善した報告が1番多くありますので参考にしてみて下さい。
初期化の作業を行う前に必ずiPhoneのバックアップが取れている事を確認して下さい。
まとめ
iPhoneのストレージ容量「システムデータ」「その他」が拡大し容量を圧迫する原因はユーザーが保存またはダウンロードしているアプリなど様々な要因が考えられます。
iPhone端末自体が余分なスペースを一時的に確保し時間と共に解消されていくのが通常ですがユーザーによっては、拡大したままの方も多数見受けられましたので今回の記事では対処方法をお伝えさせて頂きました。