【2025年最新版】iPhoneにマイナンバーカードをAppleウォレットへ追加する設定方法!
はじめに
ついに2025年、iPhoneでもマイナンバーカードをAppleウォレットアプリに登録して使える時代が到来しました。これにより、行政手続き、本人確認、医療機関での利用などがスマートフォンひとつで完結するようになります。
従来、マイナンバーカードはカード実物が必要でしたが、iOSのアップデートと総務省との連携によって、スマホ上にカード情報を安全に登録・認証できる仕組みが整備されました。
マイナンバーカードをAppleウォレットに追加するメリットとは?
マイナンバーをiPhoneに登録することで得られる利便性は多岐にわたります。
行政手続きの効率化
マイナポータルやe-Taxなどの行政サービスをスマホで完結。(これはマジで便利だと思います。)
健康保険証としての利用
2025年4月以降、全国の医療機関でスマホ健康保険証が正式対応。
本人確認(KYC)の簡略化
銀行口座開設、SIM契約などでの本人確認が即時に完了。
紛失時のリスク低減
物理カードを持ち歩かずに済むため、紛失や盗難のリスクを減少。
必要な準備:事前に確認すべきこと
iPhoneにマイナンバーカードを登録するには以下の要件を満たす必要があります。
【必須準備】
- 有効なマイナンバーカード
- 最新のiOS(iOS 18.5以降)
- Appleウォレットアプリが有効
- 公的個人認証サービスの「マイナポータル」アプリ
- 顔認証(Face ID)またはTouch ID対応のiPhone
- iCloudアカウントとサインイン済みの状態
【手順解説】マイナンバーカードをAppleウォレットに追加する方法
ステップ①:「マイナポータル」アプリをApp Storeでインストール
Apple公式のApp Storeから「マイナポータル」アプリをダウンロードしてください。必ず「マイナポータル」のバージョンが最新である事を確認して下さい。旧バージョンだと表示自体が違いますので確認必須です。
ステップ②:マイナポータルにログイン
マイナンバーカードの暗証番号(4桁)を使ってログイン。
ステップ③:「Appleウォレットに追加する」を選択
ログイン後、アプリのトップメニューに表示される「Appleウォレットに追加する」ボタンをタップ。
ステップ④:iPhoneのFace IDまたはTouch IDで認証
顔認証や指紋認証で本人確認を実施。これにより、セキュアにウォレットへ追加可能になります。
ステップ⑤:追加完了の確認
Appleウォレットアプリを開いて、マイナンバーが「IDカード」として表示されていれば成功です。
iPhoneでマイナンバーカードが使える機種一覧(2025年6月現在)
Appleと総務省が発表している対応機種は以下のとおりです。
対応機種
- iPhone 15 Pro / 15 Pro Max
- iPhone 15 / 15 Plus
- iPhone 14シリーズ(Pro含む)
- iPhone 13シリーズ
- iPhone SE(第2・第3世代以降)
- iPhone 12(一部機能制限あり)
※iPhone 11以前の機種やiPod touch、iPadは非対応です。
マイナポータル公式ページ
対応OS
- iOS 18.5以上(※マイナンバー連携のための機能が搭載)
よくある質問と注意点
Q1:機種変更したらマイナンバーカードはどうなる?
A:機種変更前に「マイナンバーカード情報の削除」を行い、新機種で再登録が必要です。
Q2:紛失時に他人に使われることは?
A:Face IDなどの生体認証が必須なため、他人が使うことは極めて困難です。
Q3:1台のiPhoneに複数人のマイナンバーカードを登録できる?
A:できません。1デバイスにつき1人分のみ登録可能です。
マイナポータル連携や今後の活用方法
今後、以下のようなサービスとの連携が予定・拡大されています。
- e-Tax(確定申告)との自動連携
- スマート健康保険証としての本格運用
- 関連支援のアプリ連携
- パスポート・運転免許証との一体化構想(2025年6月24日現在は運転免許証としては利用不可です。)
セキュリティ対策とプライバシー保護について
Appleと総務省は、個人情報保護の観点から高度なセキュリティ対策を導入しています。
- 生体認証とセキュアエンクレーブによる保護
- データの暗号化とローカル保存
- 万が一の紛失時のリモート削除(iCloudから操作可能)
まとめ
iPhoneにマイナンバーカードを登録することで、手続きのデジタル化が飛躍的に進みます。特に2025年以降はスマホでの本人確認が標準化される見込みです。最新iOSと対応機種を用意し、安全に便利な「スマホマイナンバーライフ」を始めましょう。
ユーザの方が1番の懸念材料としてセキュリティ面を心配している方も多くいるかと思います。その辺りについては近日中に記事でも紹介したいと思いますし、テックスタイルchでも動画で解説して参りたいと思います。