テックスタイルchでは、これまでにキャリア決済の不正利用についてYouTube動画や記事でも注意喚起等を行なって参りました。
関連記事:キャリア決済の不正利用被害者は最終的に泣き寝入りするしかないのか?
キャリア決済の不正利用
キャリア決済の不正利用が数多く発生し被害者の方からの相談が後を絶えません。不正利用のキッカケとなるのがAppleIDのアカウント乗っ取り被害からAppleIDを不正利用されアイテム課金や不正課金されてしまい中には数十万円以上も被害に遭うユーザーの方もいます。
また、AppleIDのアカウントが乗っ取られていないユーザーもキャリア決済の不正利用によって被害に遭ってしまうケースも報告があります。
不正利用された場合
- 契約しているキャリアサポートに連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- Appleサポートに連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- 最寄りの警察へ相談。(被害届が出せるなら出してください。相談履歴でも出せるものは出してください。)
- サイバー警察消費者ホットラインへ連絡。188番
- 最寄りの消費生活センターへ連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- キャリア決済の請求支払いがクレジットカード支払いの場合はクレジットカード会社へ連絡。
返金補償が受けられない
多くの被害者の方が口を揃えて報告されるのはキャリアもAppleも返金補償してくれない。キャリアに関してはAppleに問い合わせする様に何度も説明される。そしてAppleでは返金申請を案内され2回まで返金申請が可能ですが2回とも返金却下の回答が出される。
ユーザーはAppleへ返金却下に対して納得が出来ない事で「却下理由」を聞いても教えられない。または決定された回答(内容)についてはお答えできないの一点張りです。
正直な話ですが、ユーザーが会話しているアドバイザーレベルでは却下理由まで本当に知らないんだと思います。そこで、テックスタイルchの方では被害者の方と数ヶ月にも及ぶやり取りの中で「根気よく」キャリアサポートとのやり取りの中で一つの成功例が報告されました。
返金補償が受けられる方法
今回、テックスタイルchへの報告の実例をもとに情報共有しておりますが全てのユーザーに該当する訳ではありません。あくまでも参考情報としてご理解ください。
- 契約しているキャリアサポートに連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- Appleサポートに連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- 最寄りの警察へ相談。(被害届が出せるなら出してください。相談履歴でも出せるものは出してください。)
- サイバー警察消費者ホットラインへ連絡。188番
- 最寄りの消費生活センターへ連絡。(相談履歴を残す意味もあり)
- キャリア決済の請求支払いがクレジットカード支払いの場合はクレジットカード会社へ連絡。
- ↑クレジットカードで契約しているキャリアの支払いを行なっているユーザーの方はカード会社に不正利用である事を主張し不正利用分の請求を行わない様に申請してください。
キャリアの対応
クレジットカード会社によって不正利用が認められ請求が停止された場合ですが、被害者の方からの報告によるとキャリアは直接ユーザーに請求してくると言った強行手段に出てきます。
不正利用によってカード会社は請求を停止決定したにも関わらずキャリアは不正利用であっても請求してくるのか?キャリアに対して回答を求めてください。強行的に請求してきた場合は最終的には被害者が支払う・支払わないは判断してください。
返金補償がされたケース
複数名の被害者から報告されているのは、最終的にキャリアが直接Appleに連絡し不正利用の請求を停止または返金申請の連絡を入れてくれるそうです。Appleもキャリアから直接、返金申請または請求停止などの要望または申請がなされるとAppleも返金(請求しない)対応に変更されキャリアから被害者に対しても請求しないと言った仕組みです。
このケースを聞くと最初からキャリアはAppleに問い合わせした方が早かったのでは?と思いますが、これも「根気よく」キャリアと協議し何度も問い合わせした結果だと思います。数多くの被害者の方は泣き寝入りした方や諦めた方も多くいます。
被害者の方からの報告によりますと返金という形では無く、翌月の携帯代金からの相殺と言う形で話がまとまった様です。でも不正利用によって身に覚えのない多額の請求されるよりかはマシだと思いますので、今回の記事が被害者にとって少しでも参考になればと思います。
まとめ
現在もテックスタイルchには、数多くのキャリア決済不正利用の被害者から相談が来ております。宅配業者のSMSメッセージよってAppleIDのアカウントが乗っ取られたユーザーの方は、キャリア決済の不正利用について十分気をつけてください。本記事の内容を動画でも解説しておりますので確認ください。