Appleでは、ユーザーのプライバシーやセキュリティ強化が重要視されAppleIDやパスワードなど本人確認が取れない場合はユーザー自身であっても第三者とみなします。これはiPhone本体の中にあるユーザーの個人情報や不正を防ぐ為でもあります。
AppleIDのアカウントがロックされてしまいますと「Apple Store」「Apple Music」「iCloud」「iMessage」などApple IDと関連付けられたサービスが受けられなくなります。
今回の記事では、AppleIDのアカウント「AppleIDがロックされています」と表示された場合の原因について下記に記載しおりますので参考にして下さい。
原因①
原因その①は、AppleIDのパスワードを何度も間違えたりすると第三者が操作しているとセキュリティが作動してAppleIDのアカウントロックされます。基本的に2〜3回程度ではアカウントロックされる事はありませんが頻繁にパスワード入力を間違える状態だと突然アカウントロックされる場合も御座います。
これらの対処方法はAppleIDのパスワードリセットが必要となります。
Apple公式パスワードリセット:https://support.apple.com/ja-jp/HT201487
原因②
原因その②ですが、これはAppleのシステムサーバー上でエラーが発生している場合にiPhoneで操作した際に「AppleIDがロックされています」と表示される場合があります。
Appleシステムサーバーを確認:https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/
Appleシステムサーバー上でエラーが発生している場合ですが、ユーザーがApple側のシステム障害と認識せずに何度もAppleIDのパスワードを入力する事で原因①に該当するAppleIDのアカウントロックされる場合があります。Appleシステム障害の場合は、システムが復旧されるまで待つしかありません。
原因③
原因その③ですが、AppleIDのアカウントを長期間使用していない場合やAppleIDの設定更新を放置し続けるとアカウントロックがかかる可能性もあります。よくあるケースとしては過去に使用していたAppleIDでサインインしようとするとアカウントロックが掛かっている場合が御座います。この場合はアカウント復旧操作を行なって頂く事で利用可能になります。
Apple公式アカウント復旧ページ:https://support.apple.com/ja-jp/HT204921
原因④
原因その④ですが、AppleIDのアカウントに対し悪意ある第三者がAppleIDのアカウントに対しパスワード入力を外部から操作した場合。悪意ある第三者は、あなたのAppleIDのアドレスを何らかの方法で情報を搾取しパスワードだけを何度も入力を繰り返す行為があるとアカウントロックが掛かります。これらの操作は意外と身近な人物が行なっているケースがある。
また、それ以外で悪意ある第三者の操作によってアカウントロックがかかるケースとしては、第三者が大量にAppleIDのアカウント情報(アドレス)に対しリスト型攻撃と言われる操作をされてしまう事でAppleIDのアカウントを守るセキュリティが作動しアカウントロックがかかるケースもあります。
これらの対処方法は、通常のパスワードリセットが可能であればリセットを行なって下さい。パスワードリセットが不可能な場合は、「原因③」同様にAppleIDのアカウント復旧を行なって頂き本人確認の操作をして頂きパスワードリセットを行う事が可能です。
関連記事:【AppleID復旧】電話番号を解約・確認コードが受け取れない・メールでも受け取れない場合
まとめ
AppleIDのアカウントロックが頻繁に発生する場合は、原因その④の可能性があり、ユーザーの方はAppleIDのパスワードリセットを行う事で外部に漏洩(流出)している個人情報を無効にする事ができます。AppleIDのアカウント情報が流出している問題についてはYouTube動画でも紹介しておりますので参考にしてみて下さい。