近年、テックスタイルchでもフィッシング詐欺の注意喚起は数多く行なっております。YouTube動画でも当ブログ記事でも何度も注意喚起を行なっております。しかし日々テックスタイルchにはAppleIDのアカウント乗っ取り被害の相談やフィッシング詐欺の被害者の方からの相談が多くあります。
今回の記事では「楽天銀行」を語るフィッシング詐欺の注意喚起となっております。楽天銀行を語るフィッシングメールは、これまでにも手を替え、品を替え悪質なフィッシング詐欺メールが多発しております。ユーザー側もフィッシング詐欺と理解していても何かの拍子に騙されたりします。
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ご利用日時:2024年05月18日 17:38
ご利用内容:インターネットショッピング利用
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これまでのフィッシング詐欺のメール内容は単純にユーザーに対しログインや個人情報の入力を直接求める事が多くありましたが現在の手口はフィッシング詐欺を逆に利用した手法が多くあります。ユーザーも詐欺メールには注意している事から何か不正利用されたメール内容だと思わずリンクから操作してしまう傾向があります。
大手企業やサービス業もフィッシング詐欺メールの注意喚起を重ねて注意喚起しており万が一詐欺の被害に見舞われた場合の補償にも影響して参りますのでユーザー側で注意が必要です。
フィッシング詐欺の危険性
フィッシング詐欺メールと気がつかないうちにメール本文に記載されているリンクから操作してしまった場合ですが、1番の被害は AppleIDのアカウントが第三者に乗っ取られる事です。乗っ取られると AppleIDのパスワードや電話番号までも書き換えられユーザーの元へ戻す事は不可能となります。
AppleIDが乗っ取られている場合の被害予想
- パスワードも変更できない、電話番号も書き換えられている場合は Apple IDが第三者に乗っ取られている可能性が非常に高い。
- 乗っ取られている事が前提ですが、 Apple IDに紐づいているクレジットカードなど停止または再発行の手続きを速やかに行なった方が良いでしょう。
- 不正利用、不正引き出し、不正課金がされていないのか確認する。
- 上記の作業を行った上で Appleサポートへ連絡する。
- 現在、 Apple IDが第三者に乗っ取られている場合は元に戻すことが出来ません。
- iPhoneの初期化がAppleサポートでもアドバイスされます。
- iPhoneの初期化を実行したのち、アクティベーションロックが発生する事が多いです。理由はiPhone探すがオンになっているのが理由です。
- アクティベーションロックを強制的に解除するには、 iPhoneの購入証明が必要となります。
- Appleよりアクティベーションロックの強制解除が完了した後は、新規で Apple IDを取得し新しいApple IDで利用していく事になります。
これってAppleIDが乗っ取られている!?
- Apple IDのサインインが何度も求められる。
- アプリのダウンロードが突然出来なくなった。
- Apple Payが突然利用できなくなった。
- パスワードが違うとエラーになる。
- 身に覚えのないサブスクがある。
テックスタイルchへの実例相談で AppleIDのアカウント乗っ取り相談ではなく「アプリのダウンロードができない」「急にパスワードが何度も求められた」などユーザーが気付いていないケースも多くあります。
キャリア決済が不正利用された場合
現在も数多くの被害者の方から相談が寄せられておりますが、キャリア決済の被害に遭われた方の99%が契約しているキャリアからも Appleからも補償制度は受けられておりません。各大手キャリアに関しては「キャリア決済の補償制度」なるものがありますが、ほとんどが機能しておりません。
まとめ
これまで同様にフィッシング詐欺の注意喚起の記事ですが、被害者の方が少しでも減る事を願います。被害者の中には数十万円以上の被害金が発生し今でもキャリアやAppleサポートと補償について紛争しているユーザーも存在します。またキャリア決済の不正利用について補償が受けられる可能性の一つとして記事を紹介しておりますので参考にしてください。
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