先日、日本時間の7月25日に最新のiOS16.6アップデートがリリースされました。
テクスタイルchのLINEサポートには数件ですが「充電ができない」または「ケーブルが認識しなくなった」と相談が寄せられて来ておりましたので今回の記事では原因と対処法をお伝えします。
充電ケーブルが認識しない原因
Appleでは基本的には他社製品の接続に関しては”Made For iPhone/iPad/iPod”の頭文字を「MFi認証」と表しております。Appleは、この認証を受けた製品を推奨しております。
Apple公式:https://support.apple.com/ja-jp/HT204566
ユーザーの中には100均で購入した製品やMFi認証マークが無い製品を利用している事が多く、購入した際には利用できていたとしてもiOSバージョンがアップデートされた事で認識しなくなったと思われます。このケースの場合は「アクセサリはサポートされていない」と表示される事が多いです。
充電ケーブルは認識してるが充電ができない原因
- 上記で記載した様に「MFi認証マーク」が付いている製品なのか確認して下さい。
- iPhone端末の温度が高い「バッテリー含む」場合はデバイスを保護するために安全機能が働きます。
- 80%で充電が止まる場合は、「バッテリーの最適化」がオンになっている事で制限されている状態です。バッテリー最適化をオフにする事で充電が開始されます。注意:最適化の機能はバッテリーの寿命を延ばすために設定する機能です。
- 充電したり、されなかったりする場合は「充電ケーブルの損傷」「iPhoneの差し込み口」などに原因があると考えられます。充電ケーブルの場合は見た目では何も変化はなくてもケーブ内で断線している可能性も考えられます。その場合は買い替えを検討して下さい。
また、接触不良の場合などが原因の場合は、iPhoneの差し込み口は綿棒などで掃除を行ってみて下さい。 - iPhoneの故障
突然iPhoneが故障するとは考えにくいですが原因としてはあり得ますので下記の項目に記載しております。
Apple公式:https://support.apple.com/ja-jp/HT201569
バッテリーの劣化
iPhoneを長く利用し続けるとバッテリーの劣化が原因で正常に充電ができない可能性があります。バッテリーも消耗品である限り避けられない症状ですのでバッテリー交換の検討をして下さい。
iPhoneのバッテリー劣化「消耗」の確認方法は、iPhoneの「設定」から「バッテリー」を選択し「バッテリーの状態と充電」をタップします。「最大容量」が80%を切っている場合は交換の目安となっております。
Apple公式:https://support.apple.com/ja-jp/HT208387
iPhone端末の故障
突然バッテリー充電ができなくなる原因の中で可能性としては低いと思いますが下記の内容に当てはまる場合はiPhoneの故障も考えられますので参考にして下さい。
- iPhoneの水濡れが原因
iPhoneを持って入浴される方もいると思いますが、iPhone内部に結露等が発生しiPhoneの故障の原因となります。 - iPhoneを落としたのが原因
iPhoneに物理的な損傷がある場合は可能性としては高くなりますが、見た目では分からないiPhone内部の損傷や破損の可能性も否定できません。
まとめ
今回の充電ケーブルが認識しない問題やバッテリー充電が出来な問題の場合、ある程度、原因が判明しやすい内容となっておりますので上記の内容をご確認して頂きたいと思います。
私の経験上では、「MFi認証」マークが無い製品を利用して、この問題が発生している事が多い事から一度、使用しているケーブルを確認してみて下さい。純正ケーブルを使用している方は、その他の確認をして頂き改善しない場合はLINEサポートを活用して頂くか、直接Appleサポートへ連絡してみて下さい。
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