【2026年秋】初めてのMacで失敗しない選び方5ステップ
「Macを買いたいけれど、種類が多くて何を基準に選べばいいのかわからない」。初めてのMacでは、ここで手が止まる方が多いです。MacBook Neo、MacBook Air、MacBook Pro、さらにチップの名前やメモリの数字まで出てくると、頭の中が整理しにくくなります。
2026年は、Mac選びに例年とは違う事情があります。3月に入門機のMacBook Neoが登場しました。6月25日には日本のApple Storeで価格が改定され、各モデルの入口価格が上がっています。少し前の記事や口コミにある金額は、そのままでは当てはまりません。この記事では、2026年9月末の情報をもとに、用途・持ち運び・予算・サイズ・保証の順で絞り込む5ステップを紹介します。
まとめているのは、iPhoneやMacの最新情報を発信しているテックスタイルchです。専門用語は出てきたところで説明を添えますので、初めての方も読み進めてください。金額や仕様は、購入前にApple公式サイトの表記で最終確認しておくと安心です。
2026年秋のMac選び|先に知っておきたい前提
ラインナップは「Neo・Air・Pro」の3本柱
現在のMacBookは、大きく3つのシリーズに分かれています。入門機のMacBook Neo、多くの人向けのMacBook Air、本格的な作業向けのMacBook Proです。名前の並びは、そのまま性能と価格の並びにもなっています。
Neoは、iPhone向けのチップ「A18 Pro」を使った13インチのモデルで、教育や価格を抑えたい人向けとして登場しました。Airは「M5」チップを載せ、13インチと15インチから選べます。Proは14インチと16インチがあり、チップも「M5」「M5 Pro」「M5 Max」と段階が分かれています。チップとは、パソコンの頭脳にあたる部品のことです。
机に置いて使うタイプでは、Mac miniもあります。本体が小さな箱型で、ディスプレイやキーボード、マウスは別に用意する必要があります。
6月の値上げで、入口価格が上がった
2026年6月25日、Appleは日本でMacとiPadの価格を引き上げました。報道によると、MacBook Neoは99,800円から119,800円に、13インチのMacBook Airは184,800円から224,800円になりました。15インチのAirは219,800円から264,800円です。上げ幅は、Neoが2万円、13インチAirが4万円、15インチAirが4万5千円でした。
理由として、AIデータセンターの拡大でメモリの需要が急に増え、部品のコストが上がったことが挙げられています。円安の影響も重なったと伝えられています。Appleの公式な発表内容ではなく、報道を通じた情報である点は、頭に入れておいてください。
買ったあとに増やせない部品がある
MacBookは、購入後にメモリやストレージを増やせないのが基本です。メモリとは、作業中のデータを一時的に置く場所のことで、数字が大きいほど多くのアプリを同時に動かしやすくなります。ストレージは、写真やアプリを保存しておく場所です。
足りなくなってから後悔しやすいのは、この二つです。購入時に、少し余裕を持たせるかどうかを考えておきましょう。
5ステップの全体像
この記事では、次の順番で絞り込みます。
用途から決める理由は、ここが決まらないと、性能も価格も判断できないからです。順番どおりに進めれば、候補が自然に2つほどまで絞れます。
ステップ1|用途を決める
文書作成・ネット・動画視聴が中心の人
レポートや資料づくり、ウェブの閲覧、動画視聴、メールのやり取りが中心なら、MacBook Neoが候補に入ります。入口価格が低く、大学生や、パソコンを軽く使う方に向いています。
注意したいのは、メモリが8GBであることです。ブラウザのタブを大量に開いたり、複数のアプリを同時に動かしたりすると、動きが重く感じる場面が出てくる可能性があります。用途が軽いかどうかを、正直に見積もって選んでください。
写真の編集・軽い動画編集・プログラミングをする人
趣味の写真編集や、短い動画のカット編集、プログラミングの学習を考えているなら、MacBook Airが合います。「M5」チップとメモリ16GBが入口構成になっていて、日常から軽めの創作まで幅広くこなせます。ある比較記事では、AirのCPU性能がNeoの約1.8倍と紹介されています。CPUは、計算を担当する部分のことです。
Airは、多くの人にとってちょうどよい1台とされています。迷ったときの基準点として、まずAirを頭に置いておくと整理しやすくなります。
重い動画編集・3D制作・本格的な開発をする人
長時間の動画編集、3Dの制作、重い処理が続く開発などを仕事にするなら、MacBook Proが選択肢です。Proには、画面が明るくなめらかな「Liquid Retina XDR」ディスプレイや、「M5 Pro」「M5 Max」といった上位のチップがあります。
ただ、初めてのMacで最初から最上位を選ぶ必要はありません。仕事で負荷が高いと確信できる場合に、Proを検討するという順番で十分です。
迷ったときの目安
用途で迷ったら、次のように整理してください。
- 軽い用途で、価格をできるだけ抑えたい → MacBook Neo
- 日常から趣味の創作まで、1台で幅広く使いたい → MacBook Air
- 仕事で重い処理を長時間行う → MacBook Pro
ステップ2|持ち運びの頻度を考える
重さとバッテリーの目安
持ち歩く機会が多いかどうかで、重さとバッテリーの優先度が変わります。公表されている数字は、次のとおりです。
| モデル | 重さ | バッテリー(最大) |
|---|---|---|
| MacBook Neo(13インチ) | 約1.2kg | 16時間 |
| MacBook Air 13インチ | 1.23kg | 18時間 |
| MacBook Air 15インチ | 1.51kg | 18時間 |
| MacBook Pro 14インチ | 約1.6kg | 上位構成で最大22〜24時間 |
| MacBook Pro 16インチ | 約2.1kg | 上位構成で最大22〜24時間 |
バッテリーの時間は、動画再生などを一定の条件で測った目安で、使い方によって変わります。Proは14インチと16インチで数字が異なり、ここでは上位構成の目安を載せています。
毎日カバンに入れて持ち運ぶ人
通勤や通学で毎日持ち歩くなら、1.2kg前後の13インチが現実的です。NeoとAirの13インチは、重さがほぼ同じなので、決め手は性能と予算になります。Airはファンレス、つまり冷却用の風を送るファンがない設計で、動作音がしないという特徴があります。図書館やカフェで使う方には、この静かさが助けになります。
週に数回、カフェや出先で使う人
たまに外で使う程度なら、1.5kg前後までは許容できる範囲です。15インチのAirも候補に入りますが、荷物の重さが気になるときは、13インチのほうが負担は少なくなります。
ほぼ自宅で使う人
自宅の机で使うことがほとんどなら、持ち運びのしやすさは優先度が下がります。画面の大きさや、価格を中心に選べます。机に据え置いて使う予定なら、Mac miniと外部ディスプレイの組み合わせも選択肢に入ります。Mac miniは、2026年6月の値上げで94,800円から134,800円になりました。周辺機器の費用も含めて、総額で比べておきましょう。
ステップ3|予算を決める
現在の価格の目安
2026年6月25日の改定後の価格は、おおよそ次のとおりです。Apple Storeの最小構成からの価格として、各種の報道や公式の表示で確認できたものです。
| モデル | 価格(税込・最小構成の目安) |
|---|---|
| MacBook Neo(256GB) | 119,800円から |
| MacBook Neo(512GB) | 137,800円から |
| MacBook Air 13インチ(M5) | 224,800円から |
| MacBook Air 15インチ(M5) | 264,800円から |
| MacBook Pro 14インチ(M5) | 339,800円から |
Proの価格は、2026年9月3日にApple公式の表示を確認した記事の情報です。メモリやストレージを上げると、価格はさらに上がります。
学生・教職員向けの価格や下取りも確認する
Appleには、学生・教職員向けの価格が用意されています。3月に発表されたMacBook Airの時点では、通常価格より1万7千円ほど低い設定でした。値上げ後の金額はここでは確認できていないため、対象になる方は、Apple公式サイトで最新の価格を見てください。
いま使っているパソコンやスマートフォンがあれば、Appleの下取りも使えます。オンラインでの下取りは、手続きに最大2〜3週間かかるとApple公式に案内されています。
メモリとストレージの考え方
メモリは、MacBook Neoが8GB、MacBook Airの入口構成が16GBです。複数のアプリを同時に使うことが多いなら、16GB以上のほうが動作に余裕を持ちやすくなります。
ストレージは、写真や動画を本体に保存する量で決まります。Neoは256GBか512GBで、Airは512GBから始まります。足りなくなった場合は、外付けのSSDやクラウドで補えますが、毎日の使い勝手を考えると、最初から余裕があると安心です。
なお、NeoのうちTouch ID(指紋認証)が付くのは512GBモデルだと紹介されています。ログインのたびにパスワードを打つのが面倒な方は、この点も比べてみてください。
ステップ4|サイズを選ぶ
画面の大きさの違い
モデルごとの画面サイズは、次のとおりです。
| モデル | 画面サイズ | 画面の表示 |
|---|---|---|
| MacBook Neo | 13.0インチ | 最大60Hz |
| MacBook Air | 13.6インチ/15.3インチ | 最大60Hz |
| MacBook Pro | 14.2インチ/16.2インチ | 最大120Hz(ProMotion) |
Hz(ヘルツ)は、画面が1秒間に何回書き換わるかを表す数字です。大きいほど、スクロールや動きがなめらかに見えます。Proの120Hzは、文字を読み進めるときや、写真を拡大縮小するときの動きに差が出ます。
13インチと15インチ、どちらがいい?
持ち運ぶことが多いなら13インチ、画面の広さを優先するなら15インチが基本です。15インチは作業スペースが広く、2つのウインドウを並べて見やすくなります。ただ、重さは約300g増えます。
外部のモニターにつなぐ予定がある方は、本体の画面サイズよりも、接続用のポートの種類と数を確かめておきましょう。ポートとは、周辺機器をつなぐ差し込み口のことです。Neoは2つのUSB-Cポートとヘッドホン端子を備え、Airにはサンダーボルト4のポートとMagSafe充電が付いています。
キーボードの配列も決めておく
購入時には、キーボードの配列を日本語配列にするか、英字配列にするかを選べるモデルがあります。普段の文字入力で、日本語配列に慣れている方は、そのまま日本語配列を選ぶと迷いません。購入後には変更できないため、ここは注意が必要です。
ステップ5|保証を決める
標準の保証でカバーされる範囲
すべてのMacには、購入後1年間のハードウェア製品限定保証と、90日間の無償テクニカルサポートが付いています。ただ、この保証でカバーされるのは、初期不良や通常の使い方で起きた故障です。落としてしまった場合や、飲み物をこぼした場合などは、対象外になります。
AppleCare+でカバーが広がる
AppleCare+に加入すると、保証とサポートの期間が延長されます。さらに、過失や事故による損傷の修理を、回数の制限なく、1回ごとのサービス料で受けられるようになります。購入できるのは、Macを買った日から30日以内です。
料金はモデルによって違います。13インチのMacBook Airでは、年払いが11,800円という情報が複数の記事で確認できます。月払いと年払いがあり、解約するまで保証が続くプランもあります。金額は変わる場合があるため、加入時にはApple公式サイトか販売店の表示で確かめてください。
加入するかどうかの考え方
次に当てはまる方は、加入を検討する価値があります。
- 毎日カバンに入れて持ち運び、落下や圧迫の心配がある人
- 小さなお子さんと同じ空間で使う人
- 5年以上の長いあいだ、同じMacを使い続ける予定の人
自宅の机に置きっぱなしで、丁寧に使う方なら、標準の保証だけで足りるかもしれません。家電量販店が独自の保証プランを用意している場合もあるので、見比べてみてください。
失敗しやすいパターンと対処法
最後に、初めてのMacで起こりやすい失敗を整理します。
価格だけで選んで、動作に不満が出る
入口価格の安さで選び、思っていた使い方には性能が足りなかった、というケースです。写真編集や、ブラウザの大量のタブを開く使い方があるなら、メモリ16GBのAirも比べてから決めてください。
持ち運ぶのに、15インチを選んで後悔する
画面の広さに惹かれて15インチにしたものの、毎日の持ち歩きで重く感じてしまうケースです。持ち運ぶ頻度を、ステップ2でしっかり見積もっておきましょう。
保証に入らず、落として修理費が高くなる
保証なしで使い始めて、画面を割ってしまい、修理費に驚く例があります。持ち歩く機会が多い方は、AppleCare+の加入も含めて、総額で計画を立てるのが現実的です。
OSの更新で、慌ててしまう
macOSの新しいバージョンが出た直後は、更新後に不具合が出ることがあります。2026年9月14日には、最新のmacOS 27(Golden Gate)が配信されました。更新後のトラブルの原因や対処法は、当ブログのmacOS 27アップデート後の不具合原因と初心者向け対処法まとめで紹介しています。更新は、データのバックアップを取ってから行うと安心です。
よくある質問(Q&A)
Q1. 初めてのMacなら、NeoとAirのどちらが合いますか?
軽い用途が中心で、価格を抑えたい方はNeo、迷ったらAirが無難です。Airはメモリが16GBあり、写真編集や学習用途まで幅広く対応できます。
Q2. MacBook Neoは安いですが、大丈夫ですか?
文書作成、ウェブ閲覧、動画視聴といった軽い使い方なら、問題なく使えるとされています。ただ、メモリが8GBなので、負荷の高い作業が多いと、動作が重く感じる場合があります。使い方を想像して選んでください。
Q3. メモリは8GBと16GBで、どれくらい違いますか?
数字が大きいほど、複数のアプリを同時に動かしやすくなります。ブラウザのタブを多く開く方や、写真編集をする方は、16GBのほうが余裕があります。メモリは購入後に増やせないため、最初に決める必要があります。
Q4. Windowsからの乗り換えが不安です。
基本的な操作は、ウェブ閲覧や文書作成であれば、すぐに慣れる方が多いです。ショートカットキーや、ファイルの保存場所など、細かな違いは使いながら覚えていけます。購入前に、店頭で実機に触れてみるのも一つの方法です。
Q5. いまは買い時ですか?
今後の価格は、Appleが公表するまでわかりません。2026年6月に値上げがあったため、価格が下がる前提で待つのは、確実とはいえません。必要な時期が決まっているなら、予算と照らして早めに決めるのも手です。
Q6. AppleCare+は必ず入るべきですか?
加入は任意です。持ち歩く機会が多い方や、長く使いたい方は、検討する価値があります。標準の保証は、落下や水濡れの損傷を対象にしていない点だけ、覚えておいてください。
Q7. 学生・教職員向けの価格はありますか?
Appleには、学生・教職員向けの価格があります。対象や金額は変わるため、Apple公式サイトで最新の情報を確認してください。
Q8. 買うなら、どこで買えばいいですか?
Apple Store、家電量販店、Amazonなどがあります。販売店によって、ポイント還元や保証プランが違います。購入する前に、総額で見比べるのがおすすめです。
まとめ
初めてのMacを選ぶときは、次の5ステップで絞り込むと迷いにくくなります。
- 用途:軽い用途ならNeo、幅広く使うならAir、重い作業ならProが目安です。
- 持ち運び:毎日持ち歩くなら13インチ、重さは約1.2kg前後が基準です。
- 予算:2026年6月の値上げ後は、Neoが119,800円から、Airが224,800円から、Proが339,800円からです。
- サイズ:画面の広さと持ち運びやすさは、トレードオフの関係にあります。
- 保証:標準は1年間で、事故への備えにはAppleCare+を検討してください。
価格や仕様は、2026年9月末時点の情報で、今後変わることがあります。購入前にApple公式サイトで最新の表記をもう一度確認してください。
Macやiphoneの最新情報は、テックスタイルchでも発信しています。


