iPhoneのアクティベーションロック解除を強制的にする方法!

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近年、流行しているフィッシン詐欺でユーザーのApple IDが完全に乗っ取られる被害が拡大しつつあります。テックスタイルchへの相談も当初は1日に100件以上にも及ぶ相談がありました。

そんな中で、ユーザーによっては利用しているiPhoneが改善できる方と改善できない方が存在しており今回の記事では改善できない場合の最終的な対処方を書いておりますので参考にしてみて下さい。

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もしかしてApple IDが乗っ取られている?

  • iPhoneの画面に突然、何回もサインインが求められる様になった。
  • アプリのダウンロードが突然できなくなった。
  • iCloudバックアップが取れなくなった。
  • iPhoneの設定画面に「Apple IDの設定をアップデートが表示され」設定を進められない。
  • 過去に宅配業者「不在通知」のSMSメッセージを受信し操作した記憶がある。
  • 身に覚えのない請求をされた。
  • 身に覚えのないサブスクリプション登録がある。
  • Apple IDのパスワード変更ができない。
  • Apple IDに紐づけていた電話番号が身に覚えのない番号になっている。
  • その他、iPhoneに違和感がある。

Apple IDが乗っ取られた場合の対処法

  1. Apple IDのパスワードが変更可能な方は早急にパスワードの変更を実施する。
  2. Apple IDに紐づいている電話番号が身に覚えのない番号になっていないか確認する。
    パスワード変更やアカウント復旧の際には電話番号の下2桁が表示されていおりますので自分の番号なのか確認する。*ここで身に覚えのない番号になっている場合はApple IDが第三者のものに「乗っ取られている事が確定する」
  3. Apple ID乗っ取られている場合は、紐づけている決済機能(クレジットカード・キャリア決済含む)を停止・再発行の手続きを速やかに行ってから、Appleサポートに連絡する!(問い合わせ番号を発行してもらう)
  4. 万が一、不正利用や不正課金がされている場合、Appleサポートに連絡と同時に伝える。
    *HT204084で検索して返金申請を行うことも出来る。
    *ただし必ず返金になるかはAppleが判断となる。
  5. Apple IDのアカウントを取り戻す「復元させる」事は現在、不可能です。iPhone初期化して新規でApple IDを取得する必要がある。iPhone初期化して新規で取得したとしても端末は乗っ取られたアカウントでiPhone探すがオンになっている状態(アクティベーションロック)になる可能性が高いです。
  6. アクティベーションロックとは?iPhoneの「探すアプリ」には「アクティベーションロック」という機能があります。iPhone、iPad、iPod touch を紛失したり盗まれたりしても、第3者に使われないように保護する仕組みです。アクティベーションロックは、デバイスで「探す」をオンにすると自動的に有効になります。iPhone購入し初期設定時にはiPhone探すはオンになっております。意図的にiPhone探すをオフにしている方は別。
  7. アクティベーションロックになった場合、本来はApple ID・パスワードで解除できるが乗っ取られている為、解除ができない。
  8. アクティベーションロックの解除が出来ない状態の場合はiPhone端末の購入証明書またはキャリアで契約した場合は(IMEIやシリアル番号記載)購入証明または契約書を用意する。

    記載がない書類は不備でAppleで手続きが出来ない「申請不許可」になる場合がある。

  9. 購入証明が用意ができたらAppleサポートへ連絡する。
  10. ネットでアクティベーションロック解除申請をする場合は:https://support.apple.com/ja-jp/HT201441「操作に不慣れなユーザーはAppleサポートへ連絡が望ましい」
  11. アクティベーションロック解除申請の参考動画:https://youtu.be/gVychn7fwCE
  12. Appleサポートへ購入証明申請手続きが完了し、通常通りiPhoneが利用できるまでには状況にもよりますが3日〜5日でアクティベーションロック強制解除ができる場合もありますが、被害が多い場合は10日以上かかりユーザーの中には30日以上経過した方もいますので我慢強く待つしかありません。
    中には購入証明や提出した書類に不備があり申請手続きが停止している場合もありますので、ある一定の日が経過した場合はAppleサポートへ確認するのも重要です。
  13. 最終的にはアクティベーションロック強制解除後は、これまでに利用していたApple IDは利用する事は出来ません。新たにApple IDを新規で取得してiPhoneを利用して行く事になります。
    これまでiPhoneの中に入っていたデータも復元は不可です。技術的に操作に慣れている方はパソコンなどでデータ移行も考えられますが基本的にはデータの復元などは不可と思っておいた方が良いです。

購入証明が用意できない場合・強制的にアクティベーションロック解除する方法

今回のメインとなる記事ですが、テックスタイルchへの相談者の中には購入証明の用意ができない、または用意したくても購入した店舗が無くなっている・メルカリなどで中古iPhoneだから購入証明がないと言うユーザーも少なからず相談がありました。

そう言ったユーザーの方には最終的な対処法をお伝えします。
まずは、注意点です!この方法は必ずしもアクティベーションロック解除できるものではありません。そして考え方としては購入証明の用意ができない端末は現在、どうする事もできない状況だと思いますが、本当の最終的な対処法だと言う認識を持って下さい。

  1. 強制的にアクティベーションロック解除する場合はパソコンが必要。
  2. 用意したパソコンに4MeKeyソフトをインストールする。
  3. インストールした4MeKeyを立ち上げる。
  4. パソコンとiPhoneをケーブルで繋ぐ。「純正ケーブルが望ましい」
  5. 必ず公式ページを確認しながらの操作を実行して下さい。
  6. 4MeKey公式ページ:https://bit.ly/3Jlgsr8

関連資料:Apple IDのアカウント乗っ取り被害が拡大

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