iOS 27ペアレンタルコントロール|子どもの安全設定4手順

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iOS 27ペアレンタルコントロール|子どもの安全設定4手順

子どもにiPhoneを渡したものの、ゲームがやめられない様子だったり、知らない人からメッセージが届かないか気になったりしていませんか。30代・40代の保護者の方から、こうした相談をよくいただきます。

2026年秋に配信されたiOS 27では、こうした悩みに向けて、ペアレンタルコントロール(保護者が子どものスマホの使い方を管理する機能)が大きく見直されました。この記事では、iOS 27の子ども向け安全機能を、設定の手順4つに分けて順番に説明します。

操作の流れは、Appleの公式発表とAppleサポートの案内をもとにまとめています。情報は2026年10月18日時点のものです。

動画で画面の動きを見たい方は、テックスタイルch(YouTubeチャンネル)でもiPhoneの設定方法を紹介しています。あわせてご覧ください。

iOS 27の子ども向け安全機能で変わったこと

設定に入る前に、何が新しくなったのかを整理しておきます。全体像がわかると、あとの手順で迷いにくくなります。

お子様用アカウントが設定の出発点になった

Appleは、年齢に合った環境づくりの最初の一歩として「お子様用アカウント」の設定を挙げています。13歳未満のお子さんは、このアカウントの利用が必要です。利用できるのは18歳までです。

お子様用アカウントにすると、成人向けウェブサイトの制限、年齢に合ったメディアだけの許可、App Storeでの年齢制限といった保護が、端末全体にかかります。新しい端末を設定するときには、アカウントを作る手順が画面で案内されます。

なお、アカウントを作れる最低年齢は国や地域によって違う場合があります。日本での扱いは、Appleのサポートページで確認してください。

新しく加わった主な機能

Appleが発表した新機能のうち、保護者の方が日常で使いそうなものは次の4つです。

  • 閲覧のリクエスト:子どもが新しいウェブサイトを開こうとしたとき、保護者の承認を求める仕組みです。
  • 許容時間:エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアなど、アプリのカテゴリごとに使える時間を決める機能です。
  • コミュニケーションの安全性の拡大:これまでのヌード検出に加えて、残酷・暴力的な画像や動画も対象になりました。
  • 再設計されたスクリーンタイム:1日の平均利用時間やよく使うアプリを、ひと目で確認できる画面になりました。
以前のスクリーンタイムとの違い

これまでのスクリーンタイムは、項目が多くて設定が難しいと感じる方もいました。iOS 27では、必要最小限のアプリや、推奨されたアプリのまとまりから始められます。そこから、必要に応じてアプリを足していく形です。

「最初は少なく、慣れたら増やす」という流れなので、子どもの成長に合わせて調整しやすくなっています。

手順1|ファミリー共有とアップデートの準備をする

新機能を使うには、先に整えておくことがいくつかあります。ここを飛ばすと、あとの設定画面が出てこないことがあるので、順番に確認していきましょう。

ファミリー共有が設定されているか確認する

ファミリー共有は、家族のApple Accountをグループにまとめる仕組みです。保護者のiPhoneから、子どもの端末の設定を管理するために使います。まだ設定していない場合は、保護者のiPhoneでファミリー共有を作成し、子どもを招待します。

お子様用アカウントを作成する

お子さんが自分のアカウントを持っていない場合は、お子様用アカウントを作ります。Appleは、子どもが自分専用のApple Accountを持ち、ほかの家族とアカウントを共有しないことが大切だと案内しています。

すでに通常のアカウントで使っているお子さんについては、子ども向けのアカウントに切り替えられるという報道があります。ただし、この点はAppleの公式資料で確認できていません。実際に切り替えられるかは、お使いのiPhoneの画面で確認してください。

家族全員の端末をiOS 27にアップデートする

ここが見落としやすいポイントです。新しいペアレンタルコントロールを使うには、ファミリー共有グループ内のすべての端末が、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27などの対応バージョンになっている必要があります。保護者のiPhoneも対象です。

どうしても全員分をアップデートできない場合は、これまでのスクリーンタイムを使い続けるか、子どもの端末で直接設定を調整する方法が用意されています。古いiPadが家にある方は、この点を先に確認しておくと安心です。

ペアレンタルコントロールをアップデートする

端末のアップデートが終わっても、それだけでは新機能は有効になりません。Appleの案内では、アップデート後に「ペアレンタルコントロールをアップデート」する操作が必要です。画面の案内が出たら、その流れに沿って進めてください。

案内が見当たらない場合は、Appleの公式ガイドに手順があります。

承認リクエストを受け取る準備をしておく

子どもがアプリやサイトの許可を求めるとき、リクエストは連絡先に登録された保護者に届きます。そのため、ファミリー共有の管理者か別の保護者を、お子さんの連絡先リストに入れておく必要があります。

この登録を忘れると、リクエストの送り先がなくて困る場面が出てきます。最初に済ませておきましょう。

準備の途中で画面が先に進まなくなったり、設定が反映されなかったりする場合は、LINEメンバーサポートからご相談ください。

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手順2|アプリとウェブサイトの見守りを設定する

準備が整ったら、子どもが使えるアプリと見られるサイトを決めます。iOS 27の設定は、基本的に「設定」アプリの「ファミリー」から、お子さんの名前をタップして進みます。

承認と購入のリクエストをオンにする

この機能をオンにすると、子どもがApp Storeでアプリをダウンロードしたり、購入したりする前に、保護者へリクエストが届きます。無料アプリも対象です。リクエストを受けた保護者は、自分のiPhoneでアプリの情報を見て、承認するか断るかを選べます。

手順は次のとおりです。

  1. 設定アプリを開き、「ファミリー」をタップして、お子さんの名前をタップします。
  2. 「アプリとウェブサイト」をタップし、スクリーンタイムのパスコードを入力します。
  3. 「機能制限」をタップします。
  4. 「承認と購入のリクエスト」で、「購入の承認を必要にする」をオンにします。

13歳未満のお子さんでは、この機能は最初からオンです。地域によっては、18歳未満でもオフにできない場合があります。

閲覧のリクエストでウェブサイトを承認制にする

iOS 27で加わった新機能が「閲覧のリクエスト」です。Safariなどの対応ブラウザで、子どもが初めて見るサイトを開こうとすると、保護者の承認を求める画面になります。承認はお子さんの端末からでも、保護者の端末からでも行えます。

この機能を使うには、ウェブコンテンツのフィルタリングを「許可されたウェブサイトのみ」にします。

  1. 設定アプリで「ファミリー」から、お子さんの名前をタップします。
  2. 「アプリとウェブサイト」をタップし、パスコードを入力します。
  3. 「機能制限」の中の「ウェブサイト」の下にある「フィルタリング」をタップします。
  4. 「許可されたウェブサイトのみ」を選びます。

学校の調べ学習で毎日使うサイトがあれば、あらかじめ許可しておくこともできます。承認したサイトは、あとからブロックし直せます。

13歳未満では「閲覧のリクエスト」が、18歳未満では「成人向けウェブサイトを制限」が、それぞれ最初からオンです。

特定のアプリやサイトを許可・ブロックする

個別に決めたいときは、「アプリとウェブサイト」の画面からアプリやサイトを選び、「アプリをブロック」または「ウェブサイトをブロック」をタップします。確認のため、もう一度タップします。

ブロックしてもアプリは消えません。ホーム画面でグレー表示になるだけなので、あとから解除しても元に戻ります。

年齢に応じたコンテンツ制限もあわせて確認する

映画、音楽、ブック、アプリなどには、年齢に応じたレーティングがあります。「コンテンツとプライバシーの制限」の中の「コンテンツ制限」から、種類ごとに許可の範囲を選べます。

このほかにも、SiriのAI機能や、Game Centerの友達機能を制限する項目もあります。年齢制限の設定を詳しく知りたい方は、テックスタイルchのブログにある子ども向けiPhone設定の記事も参考にしてください。

子どものiPhone管理にあると安心な|Apple Watch SE

ここで、見守りの幅を広げたい方に向けて、Apple Watchを1つ紹介します。

Appleは、自分のiPhoneをまだ持っていない子ども向けに、Apple Watchの「子ども向け設定」を用意しています。保護者は「探す」で子どもに連絡したり、位置情報を確認したりできます。子どもは、電話やメッセージで家族や友だちとつながれます。

授業中などに通知とアプリを止める「スクールタイムモード」もあります。小学生のうちは、まだスマホではなく腕時計型から始めたい、という家庭に向いています。

この機能を使うには、セルラーモデルが必要です。さらに、携帯電話会社の対応プランへの加入も必要になります。ファミリー共有の設定も欠かせません。

手順3|連絡先とコミュニケーションの安全性を設定する

3つ目は、子どもが誰とやり取りできるかを決める設定です。メッセージ、FaceTime、電話の3つが対象になります。

許可した連絡先を管理する

お子さんの連絡先リストに誰を入れるかを、保護者が決められます。新しい相手とやり取りしたいときは、子どもが保護者に許可を求める形にできます。

たとえば、知らない人からメッセージが届いた場合、保護者かほかの保護者が承認するまで、子どもはそのメッセージを見られません。

  1. 設定アプリで「ファミリー」から、お子さんの名前をタップします。
  2. 「許可した連絡先」をタップします。
  3. 「連絡先を管理」をオンにして、許可する連絡先を選びます。
  4. お子さんが自分で連絡先を編集できるようにするなら、「連絡先の編集を許可」をオンにします。

新しい連絡先を追加するたびに、お子さんからリクエストを送ってほしい場合は、「連絡先の編集を許可」をオフのままにしておきます。

スクリーンタイム中の連絡相手を選ぶ

休止時間以外の時間帯に、誰とやり取りできるかも選べます。「許可した連絡先」から「休止時間外」をタップすると、次の3つが表示されます。

  • 連絡先のみ
  • 「連絡先」および連絡先に登録された人を少なくとも1人含むグループのみ
  • 全員

小学生のうちは「連絡先のみ」から始めると、管理しやすいと思います。中学生になって友だち関係が広がったら、2つ目に変える方法もあります。

コミュニケーションの安全性をオンにする

メッセージやFaceTimeでやり取りされる写真や動画に、ヌード、残酷なシーン、暴力的な描写が見つかったとき、表示や共有を防ぐ機能です。これまでは主にヌードが対象でした。iOS 27では、暴力的な内容までカバーされるようになりました。

  1. 設定アプリで「ファミリー」から、お子さんの名前をタップします。
  2. 「コミュニケーションの安全性」をタップします。
  3. 「コミュニケーションの安全性」をオンにします。

18歳未満のアカウントでは、この機能は最初からオンになっています。念のため、スイッチの状態を見ておくと安心です。

この機能でできないこと

機能はあくまで検出の仕組みなので、すべてを防げるわけではありません。画像が表示される前に確認画面が出ても、子どもが自分の判断で進んでしまうことも考えられます。

機能に任せきりにせず、「困ったら親に見せていいよ」と普段から伝えておくことが、いちばんの備えになります。

手順4|許容時間とスケジュールで使う時間を決める

最後は、使う時間の設定です。iOS 27では「許容時間」と「スクリーンタイムのスケジュール」の2つが中心になります。役割が違うので、分けて考えるとわかりやすいです。

許容時間でカテゴリごとの使える時間を決める

許容時間は、アプリをカテゴリ別にまとめて、使える時間を決める機能です。エンターテインメント、ゲーム、ソーシャルメディアなどの区分があります。

すべてのカテゴリを合わせた1日の時間枠を決めたうえで、各カテゴリの配分を調整できます。「ゲームは少なめ、学習系は多め」といった細かい調整もできます。

設定画面では、専門家の研究にもとづく、年齢に応じた目安が案内されます。何分にすればよいかわからない方は、この目安を出発点にして、家庭の事情に合わせて変えていく方法があります。

  1. 設定アプリで「ファミリー」から、お子さんの名前をタップします。
  2. 「許容時間」をタップします。
  3. 追加ボタンをタップして、画面の案内に沿って設定します。
スクリーンタイムのスケジュールで時間帯ごとに使えるアプリを決める

スケジュールは、「いつ、どのアプリが使えるか」を決める設定です。登校前、学校の時間、放課後といった時間帯ごとに、使えるアプリを選べます。平日と週末で別のスケジュールにすることも可能です。

  1. 設定アプリで「ファミリー」から、お子さんの名前をタップします。
  2. 「スクリーンタイムのスケジュール」をタップして、「スケジュール」をオンにします。
  3. 下にスクロールして、「スケジュールを追加」をタップします。
  4. スケジュールを設定する曜日を選びます。

授業中は学習アプリだけ、就寝前は電話だけ、といった組み合わせが作れます。

その場で止める・延ばすもすぐできる

再設計されたスクリーンタイムの画面から、端末の利用を一時停止したり、制限なしにしたり、その日のスケジュールを変えたりできます。食事の時間や家族のお出かけの間だけ止める、といった使い方に向いています。

宿題のアプリで、あと少しだけ時間が必要な場面もあります。そんなときは、保護者がアクセスを延長できます。

スクリーンタイムの画面では、お子さんの1日の平均利用時間や、よく使うアプリもひと目で確認できます。

設定したあとに家族で話し合っておきたいこと

設定は、決めて終わりではありません。子どもの納得感がないまま制限だけを増やすと、反発につながることもあります。

制限の理由を子どもに説明する

なぜ時間を決めるのか、なぜ新しいサイトは親に聞いてほしいのか。理由を言葉で伝えると、子どもは「見張られている」より「守ってもらっている」と受け取りやすくなります。

最初は少なめに始めて、少しずつ広げる

iOS 27の設定は、必要最小限から始めて、あとから足していく設計です。この考え方は家庭のルールにも使えます。最初から広く許可して、あとで締めるよりも、子どもの受け止め方が穏やかになりやすいです。

定期的に見直す日を決める

学年が上がると、使うアプリも友だちの輪も変わります。学期の変わり目など、見直す日を決めておくと、設定が古くなりません。見直しのたびに、子どもの意見を聞く時間を作るのもおすすめです。

公式の資料も使う

Appleは、米国小児科学会のファミリーメディアプランを、保護者向けのガイドとして用意する方針を示しています。あわせて、保護者向けの専用ウェブサイト(Appleの子どもの安全ページ)も公開されています。家庭内のルールづくりの参考になります。

設定でつまずきやすいポイント

設定画面が出てこない・古い画面のまま

多くの場合は、ファミリー共有グループ内に、iOS 27に上がっていない端末が残っていることが原因です。保護者の端末と子どもの端末の両方で、バージョンを確認してみてください。アップデートのあと、ペアレンタルコントロールのアップデート操作が済んでいるかも見ておきましょう。

スクリーンタイムの利用時間が反映されない

端末の再起動や、日付と時刻の自動設定の確認で直ることがあります。具体的な手順は、テックスタイルchの子どものスクリーンタイムが反映されない原因と解決策で、初心者向けに説明しています。

スクリーンタイムのパスコードを忘れた

パスコードは、制限を変えるときに必要な暗証番号です。忘れても、Apple Accountの情報があれば初期化せずにリセットできる場合があります。くわしくは、スクリーンタイムパスコードを忘れたときの解除方法をご覧ください。

地域や年齢で機能が違うことがある

お住まいの地域やお子さんの年齢によっては、最初から有効で、オフにできない設定があります。Appleは、提供される機能が変更される場合があるとも案内しています。画面の表示が記事と違うときは、Appleサポートの最新ページも確認してみてください。

Q&A

Q1. iOS 27のペアレンタルコントロールは、どのiPhoneで使えますか?

iOS 27自体は、iPhone 11以降で使えると報じられています。新機能を使うには、ファミリー共有グループ内の端末を対応バージョンにそろえる必要があります。お持ちの機種が対象かどうかは、Appleの公式ページで確認してください。

Q2. 何歳からお子様用アカウントが必要ですか?

13歳未満のお子さんは、お子様用アカウントの利用が必要です。利用できるのは18歳までです。アカウントを作れる最低年齢は、国や地域で異なる場合があります。

Q3. 閲覧のリクエストは、どんなときに使うと便利ですか?

小学生のように、まだ自分でサイトの安全性を判断しにくい年ごろに向いています。ウェブサイトを開くたびに保護者へ連絡が届くので、見るサイトを家族で確認できます。

Q4. 子どもに制限を外されないか心配です。

設定の変更には、スクリーンタイムのパスコードが必要です。誕生日や電話番号のように推測されやすい数字は避けて、保護者だけが知る番号にしてください。パスコードが入力されたときに保護者へ通知される機能もあります。

Q5. 許容時間は、何分に設定すればよいですか?

家庭ごとに事情が違うため、決まった正解はありません。設定画面には、年齢に応じた目安が案内されます。まずその目安から始めて、宿題や習い事の様子を見ながら調整してみてください。

Q6. 古いiPadが家にあって、アップデートできません。

その場合は、これまでのスクリーンタイムとペアレンタルコントロールを使い続ける方法があります。子どもの端末で直接設定を調整することもできます。

Q7. 設定がうまくいかないときは、どこに相談できますか?

Appleサポートの案内を確認するのがひとつの方法です。そのうえで、操作で迷うところがあれば、LINEメンバーサポートでもご相談いただけます。

まとめ

iOS 27のペアレンタルコントロールは、子どもの年齢に合わせて、少しずつ広げていける仕組みになりました。この記事で紹介した手順を、最後にもう一度整理します。

  1. 手順1:ファミリー共有、お子様用アカウント、全端末のアップデートを済ませ、ペアレンタルコントロールをアップデートします。
  2. 手順2:「承認と購入のリクエスト」と「閲覧のリクエスト」で、アプリとサイトの入り口を見守ります。
  3. 手順3:「許可した連絡先」と「コミュニケーションの安全性」で、やり取りする相手と画像の安全を守ります。
  4. 手順4:「許容時間」と「スケジュール」で、使う時間と時間帯を決めます。

どの設定も、一度で完璧にする必要はありません。まずは最小限から始めて、お子さんの様子を見ながら見直していく形で大丈夫です。設定の理由を親子で話しておくと、制限が長く続きやすくなります。

iPhoneの設定や不具合の対処法は、テックスタイルch(YouTubeチャンネル)でも画面つきで解説しています。チャンネル登録をして、次の動画もぜひご覧ください。

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