今回の記事では「このApple IDは有効ではありません」または「このApple IDは有効でないかサポートされていません」問題について原因と対処方法を解説しております。
ユーザーが、この問題に直面するタイミングは利用環境によって様々ですが、多くの原因はApple IDのアカウントに対して何らかのセキュリティによる制限「ロック」がかかっている可能性が非常に高いです。
原因その1:セキュリティ保護によってアカウントロックされている
Apple公式ページでも公開されている様にApple IDのサインインする際にアカウント情報を何回も間違えた場合にセキュリティの観点からApple IDが自動的にロックされるケースがあります。
その際に「このApple IDは有効ではありません」と表示される原因となります。
Apple公式ページ:https://support.apple.com/ja-jp/HT204106
原因その2:Apple IDの長時間放置が原因
Apple IDを長時間利用していない場合は、Apple IDの削除「消滅」では無く自動的にApple ID自体がロックされ利用する事が制限される可能性が高いです。
長時間利用していない定義は、過去の古いApple IDであったり、現在までに利用していなかったApple IDなどが挙げられます。
原因その3:Appleシステムサーバーの確認
Apple側のシステムサーバーに障害等が発生しており一部のユーザーの間で不具合が生じている可能性もあります。この場合はシステムサーバーの復旧待ちとなりますので何度もApple IDサインインや間違えた情報を繰り返す事で、アカウントロックがかかる可能性もあるためAppleのシステムサーバーを確認して障害等が発生している場合は復旧まで待ちましょう。
Appleシステムサーバー:https://www.apple.com/jp/support/systemstatus/
原因その4:連続した課金または不正利用が疑われる場合
連続課金をする事でシステムが不正利用と判断する場合がございます。この場合は、Apple IDのアカウントが無効になり「Apple IDが無効です」と表示される事が多いです。
本人以外の第三者が不正利用した形跡がある場合もシステムがセキュリティが作動しアカウントを一時的に無効にする場合もあります。
原因その5:第三者による不正ログインが疑われる場合
この第三者と言うケースは「原因その1」にも関係してくる事ですが本人も含まれた第三者と思って下さい。システムはデバイスを操作している人物までも判断する事は出来ないので、たとえ本人の操作であってもパスワードを何度も間違えたり、Apple IDの間違えて入力したりするとセキュリティが作動して一時的にアカウントロック「制限」をかけます。
ただし、本人以外の第三者が不正ログインを試みた場合にもセキュリティは作動してアカウントロックになるケースもあります。悪意を持った第三者が、あなたのアカウントを利用して何度もサインインを試みますが失敗した場合や不正ログインがAppleのシステムが疑った場合にも該当します。
Apple IDが有効ではない対処方法
- 少し時間をおいて「パスワード再入力」操作する事で改善する可能性があります。その場合、入力情報を間違えるとアカウントロックになりますのでご注意を!
- Apple IDのパスワードリセットしパスワード変更する事で改善する可能性があります。
Apple公式ページを確認:https://support.apple.com/ja-jp/HT201487 - 他のデバイスからパスワードリセットすることも可能です。
- アカウント復旧作業が必要な場合もあります。アカウント復旧ページ
- アカウント復旧操作や情報を入力しても先へ進めない場合はAppleサポートへ連絡して下さい。このケースはデバイス上では問題解決ができない場合となります。
Appleサポート連絡先:0120-277-535
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まとめ
今回の記事では「Apple IDが有効ではありません」について記載しておりますがAppleでのアカウントエラー表示には、いくつかのメッセージが存在します。
そのメッセージ毎に、対処方法は異なる部分もありますが最終的にはアカウント復旧作業やパスワードリセット等で解決する事が多くありますので参考にしてみて下さい。