現在、テックスタイルchへの相談が増えて来たiOS17の不具合情報ですがiPhoneの音量が勝手に下がる問題の原因と対処方法について解説しております。この問題の相談者の多くはAirPodsProや他社製品のイヤホン装着の際に音楽のボリュームが勝手に下がる問題が発生している模様です。
過去にも同様の問題(症状)が発生した事がありますので、過去の事例とともに対処方法を記載しておきますので参考にしてみて下さい。
AirPodsPro等で音量が勝手に下がる場合
AirPodsProの場合ですが、iOS17以降から新機能として「パーソナライズされた音量」デフォルトで有効になっておりますのでオフにしていただく事で改善したと報告もあります。「パーソナライズされた音量とは」外部の音や騒音等に変化に合わせて音量が自動的に変化する機能です。
パーソナライズされた音量オフのやり方
- AirPodsPro接続中にiPhoneの「設定」を開く。
- 設定画面上に接続したAirPodsProが表示されていると思いますのでタップします。
- 設定項目の中にある「パーソナライズされた音量」をオフにして下さい。
フィルムやケースが原因
AirPodsProや他社製品のイヤホンを使用しており、尚パーソナライズされた音量をオフにしても改善しない場合は、次の対処方法を確認して下さい。
iPhoneユーザーの多くは画面にフィルムやiPhoneケースを使用していると思われます。そのフィルムやケースが原因の可能性は非常に高い傾向いあります。この場合はフィルムやiPhoneケースを外して改善がされるか確認する必要がります。
これまでに、フィルムやケースを装着してて問題がなかったと思われるかも知れませんがフィルムやiPhoneケースも寿命があり、装着してから数日経過してから悪影響を及ぼす可能性もあります。iPhoneのディスプレイには様々なセンサーが働いておりセンサーの誤作動の原因の一つとなります。
自動音量調整オフ
自動音量調整がオンになっている事で突然音量が小さくなる事があります。自動音量調整オフにする方法は以下の通りです。
- iPhoneの「設定」を開きます。
- 「設定」から「ミュージック」を選択します。
- 音量を自動調整オンからオフにします。
画面注視機能をオフ
iPhoneX以降に搭載されている画面注視認識機能はユーザー視線をiPhoneが検知して音量を調整する機能が組み込まれております。 画面注視認識をオフにしたい場合は、以下の手順を参考にして下さい。
- iPhoneの「設定」を開きます。
- FaceIDとパスコードを選択します。
- パスコードを入力します。
- 「画面注視機能」がオンになっている場合はオフにします。
iOSアップデート
iOS17がリリースされてから、現在のiOS17.3.1までiPhone端末が最新のiOSのバージョンになっていない場合は最新のバージョンへアップデートしましょう。これまでにiOS17では、バグの修正等が含まれたアップデートがされております。
最新のiOSアップデート方法は以下の手順を参考にして下さい。
- iPhoneの「設定」を開きます。
- 「一般」を選択します。
- 「ソフトウェアアップデート」を選択します。
- 最新のアップデート情報があればアップデートしましょう。
iOSアップデートの際は、安定したWiFiネットワーク環境で行う様にして下さい。万が一安定していないネットワーク環境でアップデートするとiOSアップデートが途中で停止したり別の問題が発生するリスクがあります。
iOS17不具合(バグ)
一部のユーザーでは、上記に記載した対処方法を試みても改善しなかったと報告もあります。この場合はiOS17の不具合(バグ)の可能性として次のアップデートを待つしかありません。
例えばAirPodsProでは、問題なく動作していて他社製品だと問題が発生する場合はiOSに対応していない可能性もあります。他社製品側でファームウェアのアップデートなどが更新されていないか確認してみましょう。